その3-2.USB接続でのSSH設定
SSHで繋げたい
前回はSDカードにOSを入れた段階で、ディスプレイとか繋げないと続きやれなくない? となって止まってましたが、考えてみればLinuxは大抵何らかのファイルへ設定が出力されているはず。となればSDカードに書き込まれたインストーラーの中身を編集すればいいのでは?
と考えて調べてみたら案の定出てきました。以下のサイトさんを参考にインストーラーの設定を書き換えます。
Raspberry Pi 4とMacをUSB type Cケーブルで接続してMacのインターネット接続を共有する手順 #RaspberryPi | Developers.IO
なお今回はUSB経由でのSSH接続をメインに行います。Raspberry Pi 4、及びRaspberry Pi ZeroはOTG対応とのことなのでいけそう。(Raspberry Pi 3まではUSB周りの仕様の問題でOTG未対応とかなんとか)
Tera Termを準備
SSH接続でコマンドラインを使うなら、Tera Termは必須ツールですね。(組み込み初心者の思い込み?)
さくさくっとインストールしていきます。
Tera Termで接続
さあ早速SSH接続! と試したものの、上手く繋がらない?
どうやらWindowsで接続するには一工夫必要な様子。こちらのサイトさんを参考に。
Raspberry Pi ZeroをUSBケーブル1本で遊べるようにする - Qiita
ちなみにドライバをダウンロードするサイトURLが古い様子でしたのでググりました。
Pi Zero OTG Ethernet - DOMOTRONIC
こちらにドライバダウンロード用のURLがあるので、そこから取得してドライバ更新を実行。
さらに抜き差しして正常に認識されることを確認して…
Tera Termを立ち上げてraspberrypi.localへSSH接続を実施すると…
繋がりました!
これでSSHからコマンド飛ばしたり、WinSCPを用いてファイルやり取りができますね。ヒャッホウ!
やはりネット環境が欲しい
さて、SSHは繋がりましたがLinux系OSはネット上でライブラリ管理しているので、今後の開発にはどうしてもネット環境が必要です。(スタンドアロン環境でもできなくないっぽいですが、依存ライブラリ等の関係ですこぶる面倒な様子…)
というわけで次はUSB経由でのネット接続に挑戦します。